訪問リハビリと訪問看護のリハビリ

私が訪問看護の上司から言われたこと、それは「リハビリしに行っているわけではない」ということでした。これは私が以前回復期で働いていた時との明確な違いで、そのギャップを感じました。今後、訪問看護で働く予定の方々にとって、この経験が参考になれば嬉しいです。

訪問リハビリ: 主に理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が訪問リハビリを行います。これらの専門家は、運動機能の回復、日常生活活動（ADL）の改善、言語能力の回復など、患者の身体的・認知的能力の改善を目指します。これには、特定のエクササイズやトレーニングが含まれ、患者様が自宅でより自立した生活を送るためのサポートを提供します。

訪問看護のリハビリ: 訪問看護師が行うリハビリは、看護師が持っているスキルと知識を用いて患者様の健康状態を維持し、病状の悪化を防ぐことに重点を置いています。これには、患者様の健康状態のモニタリング、薬の管理、傷のケア、疾患管理の教育、栄養指導などが含まれます。また、必要に応じて基本的な運動やADLのサポートを提供することもあります。

訪問リハビリは主に機能改善や能力回復に焦点を当て、訪問看護のリハビリは全般的な健康状態の維持と病状管理に重点を置いています。